ミラーリングセットアップ記録

DiskSuite 4.2.1 on Solaris8 for Intel

パーティション作成とOSインストール

まずは通常通りのインストール手順で、ディスク関連設定のところまでいく。 キーボードの種類を日本語に変えておくのだけは忘れないように。

ディスクは

c1t0d0  (1本目、ブートディスク)
c1t1d0  (2本目)

ディスク内 ( c1t0d0 ) の詳細は以下の通り

マウントポイントサイズ(シリンダ数)開始シリンダ終了シリンダ容量 (MB)
/121411214768
swap81012152024512
overlap137690137698,702
/usr4198202562222,656
/var48556223110773,072
/tmp2031107811280128
/opt242811281137081,536
61138091376937

c1t1d0も上と全く同じ構成にするが、これらの操作は画面左上の「ディスク」のアイコンをクリックしてから、シリンダを直接編集する。入力は開始とサイズのみで、ブートディスクについてはマウントポイントを指定する。ただし、両ディスクともにスライス7についてはシリンダ指定はするが、 マウントポイントは未定義のままとする。

また、両ディスクともに最初をルートパーティションにしておく こと。 これを間違えて、スワップ対ルートでミラーしたりすると、使いものにならない。

結果として、以下のようなディスク構成となる。

マウントポイントスライスサイズ
/c1t0d0s0768M
swapc1t0d0s1512M
overlapc1t0d0s28,713M
/usrc1t0d0s32,656M
/varc1t0d0s43,072M
/tmpc1t0d0s5128M
/optc1t0d0s61,536M
c1t0d0s737M
c1t1d0s0768M
c1t1d0s1512M
c1t1d0s28,713M
c1t1d0s32,656M
c1t1d0s43,072M
c1t1d0s5128M
c1t1d0s61,537M
c1t1d0s737M

ここまできたら、通常通りOSインストールを続行し、再起動する。これで第一段階終わり。 しかし、クリーンインストール以外の場合、ブートパーティションを作成する段階でこけてしまうことがある。 その場合は、そのまま再度そこまでの操作を繰り返すようにする。 こけたときに、ブートパーティションは不完全状態にされてしまうために逆にやり直すには好都合な状態になるようだ。

DiskSuiteのインストール

再起動したら、"Solaris Software 2of2"のCD-ROMをドライブに入れる。 ファイルマネージャが起動するかも知れないが無視する(別に使っても良いが)。

cd /cdrom/sol_8_401_ja_2/Solaris_8/EA/products/DiskSuite_4.2.1
./installer &

DiskSuite 4.2.1 のインストーラが起動する。

「インストール形式の選択」:デフォルトインストール

インストールのログは

/var/sadm/install/logs/DiskSuite_4.2.1_install.Axxxx

に保存されている。

metadbの作成

次のようにして二つのディスクの末尾にあるmetadb用の領域にデータベースを作成する。"-a", "-f"オプションは新規にデータベースを作成する時に指定する。"-c 2"はデータベースファイルの冗長性についてで、一つのディスク上にいくつのデータベースファイルを持つかを指定する。この場合は2としているため、各2の計4つのファイルができる。

/usr/sbin/metadb -a -f -c 2 c1t0d0s7 c1t1d0s7

"metadb"コマンドにより状態を確認

フラグ最初のブロックブロックカウントデバイス名
au161034/dev/dsk/c1t0d0s7
au10501034/dev/dsk/c1t0d0s7
au161034/dev/dsk/c1t1d0s7
au10501034/dev/dsk/c1t1d0s7

ルートファイルシステムのミラー

# metainit -f d11 1 1 c1t0d0s0
d11: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit d12 1 1 c1t1d0s0
d12: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit d10 -m d11
d10: ミラーがセットアップされます
# metaroot d10
# lockfs -fa

再起動する。

swap領域のミラー

# metattach d10 d12
d10: サブミラー d12 は接続中
# metainit -f d21 1 1 c1t0d0s1
d21: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit d22 1 1 c1t1d0s1
d22: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit d20 -m d21
d20: ミラーがセットアップされます

そのほかの領域のミラー

# metainit -f d31 1 1 c1t0d0s3
d31: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit -f d41 1 1 c1t0d0s4
d41: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit -f d51 1 1 c1t0d0s5
d51: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit -f d61 1 1 c1t0d0s6
d61: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit d32 1 1 c1t1d0s3
d32: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit d42 1 1 c1t1d0s4
d42: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit d52 1 1 c1t1d0s5
d52: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit d62 1 1 c1t1d0s6
d62: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit d30 -m d31
d30: ミラーがセットアップされます
# metainit d40 -m d41
d40: ミラーがセットアップされます
# metainit d50 -m d51
d50: ミラーがセットアップされます
# metainit d60 -m d61
d60: ミラーがセットアップされます

最終的なvfstab

# cat /etc/vfstab
#device         device          mount           FS      fsck    mount   mount
#to mount       to fsck         point           type    pass    at boot options
#
#/dev/dsk/c1d0s2 /dev/rdsk/c1d0s2 /usr          ufs     1       yes     -
#/dev/dsk/c1t0d0s1      -       -       swap    -       no      -
#/dev/dsk/c1t0d0s3      /dev/rdsk/c1t0d0s3      /usr    ufs     1       no      -
#/dev/dsk/c1t0d0s4      /dev/rdsk/c1t0d0s4      /var    ufs     1       no      -
#/dev/dsk/c1t0d0s5      /dev/rdsk/c1t0d0s5      /tmp    ufs     2       yes     -
#/dev/dsk/c1t0d0s6      /dev/rdsk/c1t0d0s6      /opt    ufs     2       yes     -
fd      -       /dev/fd fd      -       no      -
/proc   -       /proc   proc    -       no      -
/dev/md/dsk/d10         /dev/md/rdsk/d10        /       ufs     1       no      -
/dev/md/dsk/d20                 -               -       swap    -       no      -
/dev/md/dsk/d30         /dev/md/rdsk/d30        /usr    ufs     1       no      -
/dev/md/dsk/d40         /dev/md/rdsk/d40        /var    ufs     1       no      -
/dev/md/dsk/d50         /dev/md/rdsk/d50        /tmp    ufs     2       yes     -
/dev/md/dsk/d60         /dev/md/rdsk/d60        /opt    ufs     2       yes     -
#

attach手順

tin:root # metattach d30 d32
d30: サブミラー d32 は接続中
# metattach d40 d42
d40: サブミラー d42 は接続中
# metattach d50 d52
d50: サブミラー d52 は接続中
# metattach d60 d62
d60: サブミラー d62 は接続中

参考ページ


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