環境

 開発等の作業のために仮想マシンを使いたいが、ホストOSからゲストOSにtelnet他の通信ができないとあまり役に立たない。

 アドレスを自由に使える環境であれば、ブリッジモードにして、好きなだけアドレスを割り当てれば問題ないが、今回の作業環境は、無線LAN環境でプライベートアドレスを使い(以下無線LANネットワーク)、さらにその上でVPNを張って、別のプライベートネットワーク(以下VPNネットワーク)につないでいる。 ややこしい。

 この環境だと、問題が発生する。

VMWare上での問題

 まず、VPNクライアント(Cisco製)をインストールして、VPN接続を張ろうとすると、失敗する。 原因はVMNet1(ホスト共有ネットワークアダプタ)。

 VMnet1を無効にしてからVPNを張ると成功する。

 また、VMnet8(NAT用)は共存できる。

 で、ゲストOSをNAT用にセットアップしてみたところ、VPNネットワークに一部アクセスできた。

 一部というのは、pingとDNSのみ。TCPは全部不可。

 また、ホストOSからゲストOSに対してはpingも通らない。

 試しにVPN接続を解除すると、ホスト→ゲストへの通信ができるようになる。

VirtualPC上での問題

 Virtual PC 2007を使って、同じようにテストしてみた。

 VMWareの場合との違いは、VPN接続を張った状態で、ゲストOSからVPNネットワークにアクセスできたこと。

 しかし、それでもやっぱりホスト→ゲストの通信はだめだった。

解決方法

 ループバックデバイスを追加することで、上記の問題は解決できた。

 まず、ホストOS(Windows XP)のコントロールパネル→デバイスの追加で、ネットワークアダプタを追加する。 追加するのは、マイクロソフトのループバックデバイス。

 追加したら、今度はコントロールパネルのネットワークにある、VPN接続を選択し、共有設定をする。共有させるのは、先ほど追加したループバックデバイス。

 共有設定が終わったら、今度は仮想マシンの設定を「ブリッジ」にして、下記ネットワーク設定をする。

  ゲートウェイ:192.168.0.1 (ループバックデバイスに固定)   IPアドレス:192.168.0.x / 24 (xは任意)

 DNSはホストOSの設定から、同じものを定義すれば良い

 この設定で、ホスト→ゲストの通信ができるようになり、ゲスト→ホストおよび、ゲスト→VPNネットワークへのアクセスもできるようになった。

 また、Virtual PC 2007の仮想マシンについても、同様の設定をすることで、使えるようになった。


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